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第7回 九州民芸村でものづくり体験

九州民芸村でものづくり体験
木漏れ日の中、快適なドライブの先に待っていたのは、風格あるレンガ色の塀、とても落ち着いた感じの建物でした。
正面玄関から入ってみると、美しいステンドグラスに目を奪われ、気品ある家具も並んでいて、まるでヨーロッパの雰囲気です。
ここ「九州民芸村」は昭和48年にオープン、30年もの歴史を持つ「ものづくり」工房です。当初は生産のみを行っていましたが、現在ではステンドグラス、機織り、革製品、陶器などを体験制作させてもらえます。
今回はnavitwonXP第3回の萩焼体験で、ぶっきっちょぶり?を発揮してくれたotubone京子さんが「トンボ工房」でトンボ玉(=ビーズ)に挑戦しました。始める前に先生が全ての工程のお手本を見せてくれます。

まず、さまざまな色の太ガラス棒と細ガラス棒の中から1本ずつ、好きな色のものを選びます。 次に、離型剤を塗った鉄の棒をバーナーの炎の上でゆっくりと回しながら温めます。(鉄の棒をまっすぐ横に向けていなくてはいけません。偏ると出来上がった時変な形になってしまうからです。) それから酵素を入れて火を強くし、太ガラス棒を鉄の棒の上に持って来ます。鉄の棒からは炎が上がります。
ガラス棒が溶け始めたら、鉄の棒を上に持って来て、いよいよ巻きつけ開始です。鉄の棒はずっと回し続けていなくてはならないので、結構体力が必要かも?
たまには溶けたガラスがぽとっと落ちてしまうこともあるそうですが、ドンマイ!
小学校低学年のお子様などは、先生が手を添えて下さるので、安心です。
練り歯みがきみたいになったガラスが鉄の棒に巻かれていくところは、見ていてなんだかおいしそう?
土台のガラスが丸く巻きついたら、次は細ガラス棒で模様をつけます。
今度は、少し高度な技が必要になります。細ガラス棒を土台の玉にくっつけた状態で火にかけ、土台の玉の方を回転させて模様の線を描き、火から離す……この作業をくりかえします。
文字で説明すると難しそうですが、実際にやる時にはそばで中村先生が丁寧に指導して下さいます。
土台のガラス玉に、模様のガラスがボコボコとくっついて、不思議な生き物の卵?といった感じになったら、細ガラス棒を置いて本体だけを火にかけ、回します。するとボコボコが流れて、みごとなマーブル模様に!思わずため息が出るほどきれいです。この時もやはり、鉄の棒は真横を保っていなければなりません。
そしていよいよ最後の仕上げです。出来上がったトンボ玉を、園芸用のバーミキュライトという砂のようなものの中に入れて、ゆっくり冷まします。完全に冷めるまで、40分ぐらいかかるとのこと。その間、他の工房をのぞいてみるもよし、レストランや茶房で「お疲れさーん」とやるもよし、民工芸館やアートガラス館の作品で目の保養をするもよし。小さいお子さまには、アスレチック公園や三輪車なども置いてあるという、きめ細かいサービスがうれしいですね。

さて、出来上がったトンボ玉は、アートガラス館の方で革ひも(500円)をつけてもらえます。自分で作ったアクセサリーをさっそく身につけ、みんなに見せびらかしながら帰っちゃいましょう!
最後に、今回がんばったotubone京子さんの感想です。
ぶきっちょなクセに、手工芸品にすごく興味のある私。今回も自分で企画をして、自分で体験するという我侭ぶりを発揮させていただきました。
先生の見本を見せていただき、「な〜んだ簡単そう」と大風呂敷を広げたものの、いざやってみると、火と溶けだしたガラスが上手にからみあってくれず、周囲を心配させてしまいました。でも、本当にやってよかった!出来上がったトンボ玉を見るとお世辞にもかわいいとか、素敵なんていえない、トンボ玉になってしまいましたが、私にピッタリの大きくて、純粋な色のできあがりに本人は大満足。時間を忘れて楽しめます。友達や家族と一緒に体験して、どっちが綺麗にできるか競うのもいいのでは?男性の方も、大切な方へ、手作りプレゼントにいかがですか?きっと喜ばれますよ!

「九州民芸村」はおよそ5000坪の敷地の中に全15の施設があります。木工、革、陶芸、染め織り、ステンドグラスなどの工房と、展示館、資料館などがあります。一部ご紹介します。
●アートガラス館 ●手織工房 ●つくし窯
ガラス製のアクセサリーや食器などを買うことができます。人気商品はグラスや、めずらしい形の横広花瓶、吊り花瓶など。またガラス工芸作家・船木倭帆(しずほ)先生の作品も多数並んでおり、一見の価値あり。
動物、鳥などの置き物を近くでよく見ると、なんとガラスの中に大小さまざま、無数の「泡」が入っているのにびっくり!すごい職人技だなあ、と感心してしまいました。神秘的で、今にも動きだしそうなのです。
木のにおいがしました。織りあげられていく布の色も素朴で温かく、なんだかほっとしてしまいます。またハンカチやTシャツの藍染め体験もできます。 「手びねり体験」といって、自分のオリジナル陶器を作らせてもらえます。この日は福岡からお見えの男女三人組が、あれこれアイデアを出し合いながらお皿などを作っていました。もちろんここでも、親切な指導が受けられます。

ほかにもいろいろ、体験コーナーや展示コーナーがあり、一日たっぷり楽しめます。
体験メニュー
 ■つくし窯(絵付け 1000円/手びねり 2000円〜)
 ■藍染工房(ハンカチ染め 1000円〜)
 ■手織工房(小物敷 2000円〜)
 ■水引き体験(あわじ結びのキーホルダー 600円)
 ■ステンドグラス(ペンダントかキーホルダー 1500円)
 ■家具工房(ちび椅子 2500円)
 ■革工房(小銭入れ手縫い 1500円)
 ■トンボ玉(バーナーワーク 2000円)

今回の取材では、広報・集客担当課長の広田さんにお世話になりました。いろいろと親切に教えていただき、ありがとうございました。
昔から伝えられてきた伝統ある「ものづくり」。
ぜひその精神にふれ、感動ある体験を味わってみてください。

九州民芸村
http://www.daiichi-koutsu.co.jp/
〒805-0045 北九州市八幡東区河内3丁目4-16
TEL 093-652-8833
開村時間 AM10:00〜PM5:00
入場料 小・中学生200円/大人500円(30名以上1割引)
定休日 月曜日(祝・祭日は開村)

プレゼントのお知らせ
トンボ玉ネックレスを2名様に差し上げます。(どちらかが届くかはお楽しみに!)
応募期間は6月2日〜6月30日まで


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