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毎月 佐々部清監督がオススメする、外国映画と日本映画を1本ずつ監督よりコメントを頂き紹介していきます。

佐々部清監督プロフィール>>

Vo.62 『アジョシ』『アポロ13』

■2012年2月2日(木)放送

『アジョシ』

昨年観た作品で一番好きだった作品です。やっぱり韓国映画は力があります。
兎にも角にもウォンビンがカッコいい!!男優をこんなにカッコいいって思うのは、古くはアラン・ドロン、そして我らが松田優作(こちらも古い?)以来でしょうか…。

兵役に行く前がちょっとヤワな感じだったウォンビン、前作の『母なる証明』からホントに素敵な俳優さんになりました。
クローズ・アップに行けば行くほど良く見える俳優って、最近中々いませんから…。

それから、子役のキム・セロンっていう女の子。彼女の上手さも、呆れるくらいです。
カタコト言葉の可愛いだけの子役とは全然違いました。

アクション映画ですから暴力シーンも多々あります。でも、その暴力シーンが美しいのです。
何と言うか、<品>があるのです。去年、日本で大受けした、批評家までも大絶賛のバイオレンス作品がありましたが、こちらには僕はつい
ていけませんでした。あまりにグロくて…。好きな人はそのグロさが良いのでしょうが…。

韓国では『アジョシ』は一般の観客に大ヒット作品でした。この作品を公開に踏み切った東映に敬意を表します。
日本でも大ヒットして欲しかったのですが、もう一つ突き抜けるヒットにはなりませんでした。
観客が映画を育てる…韓国人は日本人より年間3倍映画を観ます。観る目も、3倍肥えているのかも知れません。満を持して、いよいよレンタル開始です。




『アポロ13』

僕はあまり宇宙空間を舞台にした、所謂SFモノは苦手なのですが、この作品は大好きです。
監督はロン・ハワード。劇場で30回以上観て、大好きな『アメリカン・グラフィティ』の主役を演じた俳優さんでもあります。
今はもう50代後半のハゲ頭のおじさんです…(笑)。
『ビューティフル・マインド』ではアカデミー監督賞を受賞してますが、僕は彼の作品ではこの作品が一番好きです。

15年以上前の作品ですが、CGもよく出来ています。何よりも、物語の結果が分かって観ているのですが、感動できるのがいい。
それはアポロ13に人間が乗っているからだと思います。人と人の物語だからです。何とか助かって欲しい、帰還して欲しいと、地球にいる側の一員になって観ることが出来ました。主演のトム・ハンクスほか、重厚なキャスト陣。中でもフライト・ディレクターを演じたエド・ハリスが、僕は印象的でした。

もう一つ好きなSF作品。イーストウッド監督の『スペース カウボーイ』もお勧めです。

今月と来月、日本では次々に<はやぶさ>映画が公開になります。昨年も1本公開されました。
結果も分かっていて、さらに宇宙空間には人間が存在しません。
これを感動さすには、いかに<はやぶさ>に人格を持たすことが出来るのか…。
2本の<はやぶさ>映画、楽しみです。

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