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毎月 佐々部清監督がオススメする、外国映画と日本映画を1本ずつ監督よりコメントを頂き紹介していきます。

佐々部清監督プロフィール>>

Vo.30 『八月の狂詩曲(ラプソディー)』 『アラバマ物語』

■2008年11月7日(金)放送

『八月の狂詩曲(ラプソディー)』

前回の約束通り、伊嵜充則君の出演作を…。
黒澤監督の『夢』も考えましたが(1エピソードですが印象的)、この作品を選びました。
長崎を舞台にした<被爆>を扱った作品です。以前、ここでも紹介した 『デルス・ウザーラ』以降、晩年の黒澤作品では一番好きな作品です。
『夕凪の街 桜の国』を撮るときに少しだけ意識しました。この作品も現代を描きながら、主人公のお婆さんの意識にある被爆を描き出しているからです。ラストシーンの強烈な描写は賛否両論あると思いますが、黒澤監督らしい、映画的なラストシーンに思えました。僕にはきっと出来ない表現です。



『アラバマ物語』

今回も子役が素晴らしかった作品を…。
最近古い映画のDVDが格安で手に入ります。
「黒部の太陽」の稽古は錦糸町という街で行われたのですが、駅の露天のショップで3枚で千円というのに惹かれて購入した作品の一つです。
僕の好きな法廷モノとも言える作品です。
人種差別が根強いアメリカの町で、黒人の弁護をする弁護士一家と町の人たちの確執を描いたドラマです。グレゴリー・ペックが正義感溢れる弁護士を演じます。
二人の子供を抱えているのですが、特に娘役の子が素晴らしいです。彼女の目線で人々を描いているのも上手いです。
ロバート・マリガンには『おもいでの夏』という名作もあります。

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