尾羽毛・鯨汁・もち鯨の作り方

尾羽毛
 したごしらえした尾羽毛を食べよく切る。氷をしいた器に盛りつけ、貝割り菜やきゅうりの細切りをあしらい、紅たでをアクセントに飾る。酢味噌だれを添えてつけながらいただく。
 尾羽毛は、良く冷えたところをサラダ感覚でいただくのが一番おいしい。
梅肉だれをつけても良く合う。

ミキサーに白味噌250グラム、酢100cc、砂糖60グラムを入れ、みりんと薄口しょうゆ各少々、溶きがらし適量を加え、なめらかになるまで混ぜる。すり鉢に味噌と砂糖を入れ、酢と調味料を加えながらすりこ木でのばしても良い。


鯨汁
 本皮200グラムに塩100グラムを全体にまぶし、バットに置いて2〜3日冷暗所でねかす。水で洗って塩を落とし、3ミリほどの厚さの一口大に切る。
 ごぼう2本はささがきにする。にんじん2分の1本、大根4分の1本は薄く短冊切りに。しいたけは石づきをとって大きければ半分に切り、豆腐一丁は食べよい大きさに切る。
 鍋に昆布の出し汁1000ccを煮立たせ本皮を入れ、火が通ったら、野菜を加えて軟らかくなるまでコトコト煮込む。豆腐を加えて一煮立ちさせる。本皮の塩けがあるので、一度加減をみてから薄口しょうゆで調味する。最後に三つ葉を加えてさっと煮る。
 野菜は好みのものをたっぷり入れて。

もち鯨
 本皮200グラムは表面の硬い部分を手でむいて除き、残った軟らかい部分を一口大の大きさに八等分する。
鍋に500ccの水を用意し、本皮を入れて火にかけ、30〜40分湯がく。
 竹ぐしがすっと通るぐらいの軟らかさになったら、白味噌100グラムを加えて煮溶かす。砂糖かみりん少々で甘みをつけ、さらに30分ほど煮込む。味噌を加えてからは、沸騰させないよう弱火でコトコト煮るのがおいしさのコツ。
 おわんに汁ごと盛り、別の鍋で塩茹でした菜の花を添える。青みには季節の野菜をどうぞ。もち鯨とは、煮込んだ鯨の皮がもちのように見えることから名づけられた。ぷるんとした独特の歯ごたえが楽しめる。

企画・制作 : Early Computer Inc. 制作協力 : 関太郎印の東冷徳家
参考文献 : 徳家秘伝 鯨料理の本(本企画は「徳家」様の許可を頂き掲載しております)