今回の最終目的地「柳川 御花」へ。
「柳川 御花」は四代目柳川藩主によって別荘地として建てられたそうです。なんと、敷地総面積7000坪!(とにかく広い)
今回、「柳川 御花」を案内していただいたのは、物腰が柔らかく、凛とした横顔が美しい、立花家のお姫様、立花千月香さん。(余談ですが、某FMの彼がゾッコンでした。)
まずは、明治42年から43年に建てられ本館を案内していただきました。「西洋館の正面玄関に続く日本建築の大広間」という形式をそのまま残していました。お殿様が座ったであろう、総檜づくりの本館大広間や、文禄・慶長の役出兵の折着用した「金甲」がずらりとならぶ長〜い廊下を歩くと、歴史を肌で感じることができました。
そして大広間から縁側に出て眺める「国指定名勝 松濤園」の美しいこと!園内の180本〜200本の松は200年〜300年の古木だそうです。池には、野鴨が飛来し、まるで日本画を見ているようでした。庭を眺めていると、日頃の慌しい日々を忘れることができます。(大広間は、中の間、三の間の床は畳を取り除き能舞台としても使用できるようになっているそうです)
次に立花家の迎賓館として明治43年に建てられた西洋館へ。
装飾された高い天井、アンティークな調度品の数々、高級感あふれるランプシェード、大きな鏡と暖炉、美しい花の刺繍の絨毯・・・明治時代へタイムスリップ!
ここは1997年に公開された「東京日和(竹中直人監督、中山美穂主演)」のロケでも使われていて、そのワンシーンの写真が飾られていました。現在も結婚式の2次会などで使われているそうです。
西洋館で明治時代にタイムスリップした次は、「御花資料館 殿の倉」へ。
旧柳川藩主 藩祖立花宗茂以来、400年にわたって連綿と受け継がれてきた、美術工芸品の数々が展示されています。立花宗茂着用の甲冑を始め、蒔絵の文箱、化粧道具、能衣装などを見ていると、立花家のいにしへの物語へ思いを馳せることができます。
「さげもん」とは・・・
また、ここ柳川では毎年3月1日から4月3日まで柳川の雛祭り、「さげもんめぐり」が開催されます。「さげもん」とは、柳川地方で昔から女の子の初節句のときに、お雛様と一緒に飾るもので、雛壇の両脇にお部屋いっぱいに飾られます。
写真をみていただければ、女性なら誰でも一度は見てみたいですよね。私たち美女3人組も「さげもんめぐり」の時期に再訪することを千月香さんと約束したのでした。
お楽しみのお食事タイム!
そして、私たちは、お食事処「対月館」の一室に案内していただき、柳川名物「うなぎのせいろむし」「柳川鍋」をいただきました。
「うなぎのせいろむし」は、ふたを開けると、ごはんが見えないくらいのうなぎと、錦糸玉子が食欲をそそります。御花の「せいろむし」は、白ご飯にうなぎのたれをまぶして蒸し、うなぎの蒲焼をのせて、もう一度蒸す。だから、ごはんにしっかりと味がつき、うなぎは柔らかく、口の中でホロホロと溶け出すようでした。
「柳川鍋」とは、どじょうとごぼうを卵でとじた鍋です。(本来の柳川鍋とは、どじょうに限らず、“卵でどじる”料理のことをいうそうです。)どじょうの臭みがまったくなく、最初は食べることを躊躇していた私でしたが、一人で1.5人前食べてしまいました。美味しかった!
庭園を眺めながらの食事はなんて贅沢!有明海の魚介類の珍味「うみたけ」や「わけのしんのす」などもいただき、幸せ気分を満喫しました。(魚介類はどれも初めて食べた味で、例えようがないのですが、コリコリして癖になる味です。)
さて、ここでクイズです。
「わけのしんのす」とは、いったい何を調理したものでしょう?
1.巾着袋 2.イソジン 3.イソギンチャク
(答えは自分で調べてね)